第32回
「RHの意味」の巻。

私はB型である。
自他ともに認める典型的なBである。
類は友を呼ぶのか、親しい友人はB型が多い。
高校の時は、B型4人で「B型同盟」なるものを
結成して、地道な地下活動に励んでいた。
B型に乾杯。

で、血液型にはAとかBとかの他に、
「RH+」って言う表示の仕方もあるでしょう。
あのRHってのは一体ゼンタイなんなんだい、ってわけで、
調べてみた。

「RH」
1940年にLandsteiner&Wienerが、アカゲザル(Rhesus monkey)の血球で
ウサギを免疫して作った抗血清と、白人の血球とを反応させ、
約85%の血球に凝集反応を起こすことを発見した。この抗体に対応する抗原がアカゲザルの名称“Rhesus”よりRh因子と名付けられ、
その後、Levineらによって新生児溶血性疾患の原因が
母体と胎児の間のこの因子に関する不適合であり、胎児のRh因子によって
免疫されて母体にできたRh抗体が胎児の血流中に入り、
血球を壊す機序が明らかになった。
現在では、血液型検査といえばABO式とともに必ずRhの陰性、陽性を
決定するのは常識となっている。
Rh式血液型の抗原は基本的には“Cとc”、“Dとd”、“Eとe”なる3組の
対立因子から構成されている。
従来Rh陽性といわれていたのはD因子を持つという意味で、
これが臨床的に最も重要である。
DUとは、「抗D抗体と弱く反応するD抗原」を表現する広義な用語であり、
DU抗原というRh抗原があるわけではない。
また、抗DU抗体という用語もない。
通常のD抗原と比べて質的に異なるものではなく、量的に少ないだけである。
最近は、“weak D”という表現が用いられるようになってきている。

・・・なんだか専門的すぎてさっぱり。
とりあえず「RH」とは、アカゲザルの綴りからとったらしい。

ちなみに、

≪日本人での出現頻度≫
 D(+)が約99.5%(白人では約85%) 

また、ABO式の場合、

≪日本人での出現頻度≫
 A型  約37%(白人は約41%)
 O型  約32%(白人は約46%) 
 B型  約22%(白人は約 9%)
 AB型 約 9%(白人は約 4%)

日本人の三人に一人はA型なんですね。
しかし日常的にジョークの好きそうな白人が、こんなにもB型少ないなんて、
ちょっとした驚愕的事実でございます。
がんばれ、B型白人の皆様。
暗いニュースの毎日だけど、スマイル忘れずに明るく元気にもりもりと!!


 

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