予定調和

2001年9月9日
第29回
「予定調和とは」の巻。

語彙の貧弱なわたくし。
お恥ずかしいわー、無知は悪よね☆
「予定調和」という言葉は今まで幾度か耳にしたり見かけてはいたものの、意味を解せず。
でもなんとなく、「かっけー」と思っていたのであります。
そこで調べてみる。
ん〜・・・いまいち理解に乏しいが。

「予定調和」
たとえば、個々の時計がけっして機械的に連結されているわけでもないにもかかわらず、それぞれに独立の時計の内部の機制だけによっても、つねにきちんと同じ時刻を示すことができるようなものである。あるいはまた、各楽器が自分のパート符に従っているだけにもかかわらずオーケストラとしてハーモニーができるようなものである。
つまり、それぞれが独立であっても、そのそれぞれの独立しているあり方そのものに他の物事との調和が予定されているならば、そこに調和が成り立つのである。

・・・という説明を発見。
これだとなんだか肯定的な意味にとれるけど、多くの文章では文脈的に「お約束」「予め仕組まれた筋書き」というような意味で使われている気がした。
「八百長」とまではいかないかもしれないけど、否定的な意味合いが強い印象を受けました。
予定調和的なものってなんだろう。
演歌とか、ディズニー映画とか、水戸黄門とか・・?
勧善懲悪ものやハッピーエンディングな物語は、全て予定調和なんでしょうか。
人々の期待を裏切らないっていう点では、大衆ウケする手法かもしれない。
ある程度先が読めるからスリルはないけど、安心してその調和を楽しめるからね。
「予定調和」のうちの「調和」に着目すれば、「結局は調和するんだから結果オーライだよ」とプラスにとれるが、一方「予定」に着目すれば、「敷かれたレールじゃつまらない、嘘っぽい」とマイナスに感じる。
予定調和の良し悪しは紙一重ってことですかね。(・・・とまとめてみる。)

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