ぽすってなんだ

第21回
「POSシステム」の巻。

コンビニでバイトしてた時、レジ打つ時に同時に客の年齢層も入力してたんだけど、今思うとあれもPOSシステムの一環なんだなー。POSって言葉は何となく聞いたことがあったけど、正確な意味や何の略かは知らなかった。最近友達が「流通分野に興味出てきてさー、POSシステムとか面白いと思って」と話していたので、POSについて調べてみよう、と。

「POSシステム」

POSとはPoint Of Sales（日本語で「販売時点」）の略で、POSシステムは「販売時点商品管理システム」と訳される。
コンビニエンスストアで早くから導入されており、“売れたら即時発注・納品”をし、在庫の過不足を抑え、“機会損失をなくす”目的で開発されたレジシステム。

●POSレジのメリット
? 機会損失の防止・・・お客様が欲しいときに欲しい商品がそろっている
? 在庫の把握・・・迅速な棚卸
? 売上分析・・・売れ筋・死に筋商品、日報などの分析
? サービスの提供・・・ポイントカードを利用した利益還元
? 容易なメンテナンス・・・データの修正、消耗品の交換

要するに、得られたデータを整理して多角的に分析することによって、顧客管理・商品管理・従業員管理などがスムーズに行え、効果的な企業戦略が立てられるといった利点があるシステム、ということでしょうか。考えてみれば、もうコンビニを始め百貨店、ファミレスなどでは常識的に利用されているシステムですよね。今日の経済発展を支えているシステムといっても過言ではないかも？強いてデメリットを挙げるとすれば、例えばコンビニでは商品の入れ替わりが激しく、POSによって得られたデータから売れ行きが鈍い商品は短期で切り捨てられるが、徐々に人気が出る「遅咲き」タイプの商品の判別が出来ずに切り捨ててしまうことも有り得る、ということが言える。だからデータ一辺倒じゃなく、多角的なアプローチによる経営戦略が必要だということですね。
・・・なんかレポート調になってしまった〜☆経営に関連するゼミに所属してるので、もともと経営戦略とか興味あるんだよね。今度のプレゼンのテーマ、POSもいいかも。