第8回
「紫陽花の七変化」の巻。

この時期は紫陽花の天下ですね。
近所の庭先で咲き誇ってる紫陽花に、歩きながら目を奪われます。憂鬱な雨も、紫陽花の花に優しく降りかかる様子は風情がありますね。ピンク系も青系も中間色も、皆きれいで好き。でも紫陽花の色って、土壌の成分によって決まるって知ってました?私の母が花好きなので、以前母からそう教えてもらったことがあります。それ以来、紫陽花を見るたびに「あの花の色は下の土によって決定されてるんだぁ・・。」と、妙にしんみりと考えたりして。

★紫陽花★
大きく分けて日本アジサイと西洋アジサイの二種類があるが、もともとは日本にあったアジサイが海外に輸出された。紫陽花の花色の変化は土の酸・アルカリに影響され、一般には酸性のときは青色に、アルカリ性のときは桃色になることが知られている。
もうひとつ花色を変化させるの要素として、肥料の違いもある。窒素分が少ない肥料を使うと 紅色が藤色になり、窒素が多くカリが少ないと紅色は強くなり、カリが多いと花色が青色に進む。ただしこのことは日本古来の紫陽花についてのこと。園芸店でよくみる鉢植えの紫陽花は改良された園芸品種がほとんどのため、ピンクの紫陽花を青に変えることはちょっと難しいようだ。

土壌が、  酸性  →青色
     アルカリ性→桃色 

肥料が、窒素分少ない→藤色
     窒素分多い→紅色
     カリが多い→青色   

ってことですね。実際に肥料を変えたりして花色の変化を実験してみたい気がするけど、すぐ変化は表れるのでしょうかね。近くのお寺は紫陽花の名所なのに、紫陽花の時期に立ち寄ったことがないので、今年こそは時期を逃さず見に行ってこようと思います。

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